学習塾の机や椅子をドイツへ送りました
ある学習塾様のドイツでの新校開設に伴い、日本で使用されていた机や椅子、教壇や文具といった備品を送るお手伝いをしました。3クラス分で机や椅子が40セットありました。もちろん引越し貨物では送れませんので、一つ一つの写真を撮り、材質を控え、黒板消しから机や椅子のメーカー名をメモしたりと、事前準備が大変でした。今ではドイツにお住まいの子供たちが、送った机で勉強していると思うと達成感があります。
ある学習塾様のドイツでの新校開設に伴い、日本で使用されていた机や椅子、教壇や文具といった備品を送るお手伝いをしました。3クラス分で机や椅子が40セットありました。もちろん引越し貨物では送れませんので、一つ一つの写真を撮り、材質を控え、黒板消しから机や椅子のメーカー名をメモしたりと、事前準備が大変でした。今ではドイツにお住まいの子供たちが、送った机で勉強していると思うと達成感があります。
阪神大震災直後に1階が崩れているマンションの非常用らせん階段から、お客様が必要とされている荷物を、ロープで吊り下げておろしました。ちなみに立ち入り禁止の赤札(全壊)が貼ってあるマンションでした。他の国内引越し業者には相手にしてもらえず、困って弊社にお問い合わせいただきました。マンション4階のらせん階段から荷物を吊り下ろすのですが、ダンボールがロープから抜け落ちないようにしっかりと結び、慎重に降ろしましたので、荷物量に対してかなりの時間が掛かりました。建物全体が傾いているので、平衡感覚がおかしくなりました。
日本人作家の作品ですが、それぞれの写真や作品名、作家のプロフィールなどの事前準備が大変でした。作品一つ一つが重量物なので、ギャラリーへの搬入にも気を遣いました。無事に作品展が開催された時には、ほっと一安心でした。
椅子や照明、陶器や彫刻など種々雑多な品物でした。それぞれの材質を書き出し、写真を用意するなど事前準備に時間が掛かりました。一つ一つは単なる物ですが、実際にホテルに飾られると、ホテルの雰囲気がぐっと良くなりました。
ある企業様からのご依頼で、ホンジュラス共和国大統領、市長、国会議員が参加する竣工式に桜を植樹したいとの依頼を受けました。日本からの直行便は無く、北米ヒューストンで小さい飛行機に積替えます。経由地での積替え時にも、アメリカ検疫所の許可が必要です。その許可取得が一番大変でした。中米で初めての桜だそうです。ホンジュラスの日を浴びて成長し、日本との友好の印になるといいですね。
京都のお客様からのお問い合わせでした。最初、オークニーと聞いてどこにあるのか地図帳を広げました。イギリスの最北、スコットランドのサーソーからフェリーで渡った所にある島です。 引越し業者のリストから、イギリスの業者数社に問い合わせ、南のフェリックストウから北の端のオークニーまで運んでくれる業者を見つけました。数か月後、無事に荷物が届いたと、お客様から写真とお手紙が届きました。島のお家からの写真もあり、素晴らしい景色にここに住みたくなる気持ちがわかりました。
小さなお子様のおられるご家庭でした。決められた会社規定の範囲内ですが、出来るだけ多くのおもちゃや子供服を送ってあげたい。そんなお子様思いのお母様に喜んでいただきました。できるだけタイトに(隙間なく)梱包作業を行い、お客様が想像されていた以上にお荷物を現地に送ることができ、喜んでいただけたことがうれしかったです。
気象観測レーダーの部品が外地で破損、交換用の部品を空輸する委託を受けました。レーダーには放射性物が含まれる部品があります。準備の段階では、ほとんどの航空貨物会社は否定的です。完璧な部品情報を提供することにより、問題を解決し空輸できました。
この仕事をしていると、色々な国の方からお問い合わせをいただきます。 先日はキューバ大使館様よりご依頼をいただきました。外交官の方のお荷物輸送と伺っておりましたが、実際は野球選手のお荷物でした。どの引越し会社もキューバには代理店が無く引き受けることができません。唯一航路を持つ船会社から代理店を見つけだし、発送をすることができました。ちなみにキューバの野球選手は公務員だそうです。
在京の大使館員様が、北朝鮮の平壌へ転勤することになり、作業の依頼が来ました。 税関に尋ねた所、荷主が邦人では無い為、国連の許可が有れば輸出は出来そうでした。 知りえるルートで輸送手段を模索しましたが、国連の制裁処置と国交が無いことの難しさを痛感しました。中国の大連港が北朝鮮の南浦港との窓口で、日本からのコンテナーは一旦大連港で中国に輸入して、再度南浦港に輸出する手段しか有りませんでした。今回のケースでは、一度我々の手を離れてしまうと、今現在の荷物の状態を掴むのが難しくなります。お客様から衛星携帯電話で、荷物が無事に届いたとの連絡が来た時は、正直ホット一安心しました。
海外で仕事や生活をされる方が増えてくると、ご病気や交通事故などでお亡くなりになる方もおられます。ご家族にとって大切な思い出の品を、心を込めて梱包し、無事にご家族の元へお運びしました。
お客様から、渡航用のチケットとパスポートを、船便引越し荷物の中に入れてしまったとのご連絡がありました。お荷物はすでに船積み梱包を済ませており、倉庫で出荷待ちの段階にありました。すぐに倉庫に連絡し、いくつかの箱を再度開けてみて、無事それらを見つけ出しました。お客様は翌朝の飛行機で無事旅立たれました。あきらめずに探してみて良かったです。
北米や中国など、日本食品の輸入を禁止されている国や地域が増えてきました。海外で生活される方にとって、普段使い慣れた食材や調味料は持って行きたい荷物のベストスリーに入ります。北米では9.11テロ以降、中国周辺では、3.11東日本大震災以降、食品の輸入を規制している国が増えています。引越し荷物では送れなくても、別便で発送すれば大丈夫な所もあります。クラウンムービングサービスでは、海外への食品輸送を専門にしている会社と提携し、発送のお手伝いをしております。