用語集

海外引越し用語集

船便・航空便・通関編

m3
大きさを測る単位でタテxヨコxタカサとなり、1m3=1mx1mx1mのことです。
時々2m×2m×2mは2m3と間違う方がおられますが、8m3が正解です。
CFT
CUBIC FEET(キュービックフィート)と読みます。
1辺が1フィート立方体の大きさを測る単位です。1m3は35.31CFTです。
欧米先行の業界ではフィートやポンド(下記、重さの単位)を基本の単位としているため、今でも通用していますが、m3と併用しているところも多くなりました。
海上コンテナもフィート単位で、メートルではありません。
LBS
ポンド、荷物の重さを量る単位。約2.2ポンドが1kgに当たります。
Net Weight
荷物の実重量、海上コンテナリフトバンなどの外装重量を除いた、荷物自体の重量となります。
Gross Weight
リフトバンなどの外装重量を含めた重量となります。
Volume Weight
容積重量の事で、立方センチを6000で割った数字となります。
1m3は1,000,000cm3となり÷6000=166.66kgsとなります。
航空便の場合は、Gross WeightとVolume Weightのどちらか大きい方が運賃計算の基となります。
例えば羽毛布団のように、実重量は5kgsほどの軽い品物も、容積重量で計算すると20kgsほどになります。
コンテナ
貨物を送るために荷物を詰める海上輸送海上コンテナです。
海外引越しには不可欠です。大きさはいろいろありますが日本では20フィートと40フィートの2種類を使用しています。
大きさは基本的に間口8フィート×高さ8フィート6インチ×奥行きの長さで20または40と有ります。20フィートで約33m3の容積、40フィートはその倍の67m3となります。
リフトバンに詰めたものを入れたり直接、家財やカートンを入れたりします。
リフトバン
コンテナに入れる木箱の事で、コンテナに入るような大きさに作ってあります。
梱包した家財などを詰め、それをコンテナに詰めて船積みします。
近頃は検疫対策から、木箱の輸入を拒む国が増え、代わりに「強化ダンボール」(トライウォール)を使用する事が多くなりました。
CY
コンテナヤードの事ですが、転じてコンテナ1本単位の事を指します。
FCL
FULL CONTAINER LOADコンテナ一杯に詰めたという意味でこれもCYと同じコンテナ1本単位の事です。
CFS
CONTAINER FREIGHT STATIONコンテナから荷物を引き出し、置いておく施設のことですが、転じてコンテナ1本にならない小口の混載貨物の事です。
LCL
LESS THAN CONTAINER LOAD コンテナ1本に満たないという意味でこれもCFSと同じ、小口の混載貨物の事です。
B/L
BILL OF LADING 船荷証券と言います。貨物の詳細が記載されています。
積地、出港地、到着港、荷卸し地、船名、荷物の持ち主などが記載されています。運賃と引き換えに渡され、これがないと荷物が受け取れません。
現在ではWAY BILLが主流となり、ファックスやPDFファイルにて、メール添付で送付すれば、オリジナル(原本)が無くても荷物の受け取りが出来るようになりました。
航空便の場合はAIR WAY BILLと称します。
Shipper
B/L上に記載される荷主の事で、引越しの場合は、必ず荷物を送られるご本人のお名前が入ります。
Consignee
B/L上に記載される荷受人の事です。
基本的には、荷物を送られるご本人のお名前ですが、到着地で荷物を取り扱う業者名が入る場合もあります。
パッキングリスト
荷物の梱包明細です。
送り出した時、通関時、受け取り時に、個数や荷物内容の確認に必要となります。
通関
海外に送った時、送られて来た引越し荷物は、税関を通すことが必須です。
海外旅行からの帰国時に、税関で「荷物を見せて下さい」と言われる事がありますが、それと同様に、荷物を開けて税関員がチェックする場合があります。
別送品
Unaccompanied Baggage(通称アナカン)、手荷物とは別便(船便、航空便、国際郵便)で送る荷物の事を言います。
携帯品・別送品申告書
帰国された時(入国前)に作成していただく書類です。
手荷物とは別便で送った荷物についての申告書となり、税関のスタンプを押した原本と、パスポートの写しが輸入通関には必要となります。
内装梱包
本や衣類など、その品物に適した大きさのダンボールケースに梱包します。
重たい本は、小さな箱に。軽くてかさばる衣類などは大きな箱に梱包します。
箱の底の方から重いものを詰め、上には軽いものを詰めます。
食器や電化製品などの壊れやすい物は、出来るだけ引越し業者に梱包してもらいましょう。
検疫
Quarantine 海外へ荷物を送る場合、通関と同時に検疫を通す必要があります。
オーストラリアなど検疫の厳しい国では、自転車やゴルフクラブに付着した土なども対象となります。
日本に帰国される場合も、ビーフジャーキーや米などの穀類は、検疫の対象となります。
ペットの犬や猫は、検疫の代表格ですね。
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材料編

カートン
荷物を入れる紙の箱、ダンボールで出来ています。
入れるものによって大きさなどが違います。
大中小とあり、軽くかさばるものは大きい箱に、小さく重い物は小さい箱に積めます。
トライウォール
カートンと同じく紙で出来ていますが、外装梱包用に強度を上げるため、三層構造になっています。
コルゲート
巻きダンとも言います。
片面が波型になった状態のダンボールで家具を巻く時などに使います。
(コルゲートとは波型の、と言う意味で歯磨き粉とは無関係です)
エアーキャップ
気泡緩衝材です。
食器などを梱包する際に使用するポリエチレンのシートです。プチプチとも言い、どちらも商品名です。
エアーキャップは「宇部フィルム」、プチプチは「川上産業」の登録商標です。
他にもメーカー独自の登録商標のものが有ります。
ラッピング
食器、小物などを包みます。
60cm×90cmくらいの薄手のクラフト紙です。
アップライト
正しくはアップライトワードローブ・カートンのことです。
衣類をハンガーに吊った状態で送るためのカートンです。
レイダウン
これもレイダウンワードローブ・カートンのことです。
衣類を横に寝かした状態で広げたまま送るためのカートンです。
昔の衣装缶、今の衣装ケースのようなものです。
ディッシュ・カートン
名前の通り、大皿など、大きな食器や陶磁器を入れるためのカートンです。
古くはバレルとも言いました。
昔、樽に入れて荷物を送った時代の名残りでしょうか。
ペーパーパッド
クラフト紙の間にティッシュペーパーのような紙を挟みこんだもの。
180cm×180cmくらいの大きさで折りたたみやすいので、いろんな梱包に使えます。
一枚ずつの手作りのため割高になります。
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